To Tomorrow

便利で楽しいネットサーフ? ―― ウソと間違いの氾濫するネット。油断も隙もないですねぇ。。素人のたあい無い間違いもあるし、故意に社会を混乱させようと工作している悪い人たちもいます。カウンセラー記事など要注意! 発言の際はできるだけ、確信あるのかないのか、出所はどこなのか、空想なのか意見なのか事実なのかを明示したいと思います。

化学薬品について頼りない市政の説明

グーグル検索でみつけた市政からの広報文書:http://www.city.kawasaki.jp/300/cmsfiles/contents/0000005/5329/kagaku_p7_8.pdf

「有害性の程度の差はありますが、ほとんどの化学物質には何らかの有害性があります。それは、自然のものにも、人工のものにも同じことがいえます。」

ーーしかし、その説明にあげられている例が頼りない。

「私たちの体になくてはならない化学物質でも、とりすぎると害になるものがあります。例えば、塩は塩化ナトリウム(NaCl)という化学物質です。料理の味付けに重要であるだけでなく、私たちの体の機能の維持に重要な役割を持っています。しかし、とりすぎると高血圧などの病気を起こすおそれがあります。」

ーーこれは、(はてなブログの執筆者さんから教えていただいたことですが)食卓塩など、人工の塩は塩化ナトリウムだけなためバランスを崩すから問題なのであって、天然塩はほかのミネラルも含むからバランスが良い。

工業用に作られた塩は純度が高いものほど良品とされ、精製された結果、その99%が塩化ナトリウムで、ミネラルを含まない化合物なのです。 実は工業用に作られた塩、これこそが、今なお僕らの食卓にあがってくる塩そのものだということはほとんど知られていません。 人体にとっては、健康を阻害する欠陥塩そのものです。

「塩分は控えめに」の嘘 Vol.2 - Oryzias*Life

ただ、残念なことに、今の海の塩はいろいろと危険な不純物も含んでいそう。(ヒマラヤなど)高山の山の塩のほうが安全そう、という悲しい話。


「病気やけがを治すための薬には、必ず本来の目的とは異なる作用(副作用)があるといわれています。副作用が強くでると、体に悪影響を与えることがあります。例えば、風邪薬を飲んだあとに眠くなるのは、その薬の副作用です。」

ーー風邪は引き込んでしまったら、体が必要なステップを踏み終わるまで何をしても治らないと聞きました。そして、療養生活を通して、これはきっと風邪に限ったことでもないだろうと思うようになりました。風邪薬を飲まないでいるほうが頭がはっきりしていて気分が良いことが実感できる。風邪を治す薬はないと言われています。

「体の中で有害性の高い化学物質が作られることもあります。例えば、お酒の中のエタノールは、体の中でアセトアルデヒドという物質に変わります。この物質が、気分が悪い、頭が痛いなどの症状を引き起こします。」

ーーなるほど。お酒の飲み過ぎに体が危険信号を発してくれるわけですね。お酒は子どものころから親に味を覚えさせられて好きだったけど、味を楽しむ以上に何もメリットがないと体感したし、飲みたいとも思わなくなりました。(甘いものを気が済むだけ食べ終わったせいかもしれないとも思う。これも自然療法で回復したおかげです。


「人工的に合成された化学物質は体に悪いイメージがありますが、実は、自然界にも有害性の高い化学物質はあります。フグの毒はその一例で、テトロドトキシンという化学物質によるものです。」

ーーなんという比較でしょう。私はフグも得体のしれないキノコも食べません。

「また、果物などの食品に含まれているビタミンCとして知られているL-あすこルビン酸という化学物質は、現在は人工的にも合成されています。つまり、自然から得られたものか人工的に合成されたものかではなく、その化学物質の性質を正しく理解して使用することが大切です。」

ーーなんとも煙に巻くような説明です。肝心の、人工のビタミンCの安全性について一言も触れられることなく、強引に結論を下しています。なぜかと言えば、人工のビタミンCの安全性など、確立しているわけではないからでしょう。

「変異原性:遺伝に重要な情報を持つDNAや染色体に作用して、悪影響を誘発させる性質です。遺伝毒性と呼ばれることもあります。」

ーー「遺伝毒性」と聞けば、先代から受け継がれた遺伝によるものと思ってしまいます。医学界でも何かと遺伝についてばかり目を向けていて、化学薬品の遺伝子への影響についての話は聞かないです(もしかして営業妨害とか言われて報道できないんでしょうか?実際はちゃんと研究を進めているんでしょうか?)。が、遺伝子に悪影響を及ぼしているのが農薬や工場などが環境に垂れ流した人工の化学薬品で、生物の性の錯誤を含む奇形や腫瘍などの問題を引き起こしているらしい調査結果が魚や鳥に膨大な量、報告されているのです。(参照:”Our Stolen Future”奪われし未来』(1996)この本は、現在、環境省の文書にも引用されています。この環境省の文書は化学物質についての調査は途上であると説明しています。)


ーーつまり、分からないからとりあえずの市政からの広報なのです。とりあえず社会にパニックを引き起こさないための”方便”といったところです。