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フィチン酸で玄米を敬遠なんてナンセンス

今、玄米が要注意なのは、放射能汚染の心配からですね。最近発覚した福島原発からの放射線漏れも作物への影響もあることと思います。お米の産地も分かりにくくなっているようだし、恐いですよね。。

でもそれさえクリアしていれば、日本の有機農法の玄米はヒ素も心配ないし、フィチン酸を心配して玄米を食べないなんてナンセンス。

 

去年からヒ素で騒がれていたのはアメリカ産の有機栽培の玄米を含むお米とそれを用いた製品で、ヒ素関連で日本産の玄米の報道記事は見当たらないです。

アメリカの玄米も政府機関のFDAはバランスのとれた食事をしていれば問題ないとしています。ヒ素が体内に留まるのは1〜2日で、堆積の心配は少ないそうです。有機栽培の玄米から検出されるヒ素は、どうやら、肥料に使われた家畜の糞に由来するようです。

念のため、いろんな産地のものを利用するのがいいかもしれませんね。

 

フィチン酸は、誤解が随分多いですけど、上記のFDAが言うのと同じことで、バランスのとれた食事をしていれば大丈夫です。

玄米を食べるとカルシウム不足になるとは、私の子どもの頃も祖父母がよく言ってました。祖母のレシピは玄米と大豆とごま塩でしたが、私はブロッコリーや海藻や黒ごまと一緒に食べています。厳密には、カルシウムだけでなくミネラル全般なわけですけど。

フィチン酸は、金属を吸着する性質があるのですね。ヒトはフィチン酸の消化酵素を持たないので、フィチン酸は抱え込んだ金属と一緒に排斥される。だから解毒にもなるし、ミネラルの吸収の妨げにもなる。だから食べないのではなくて、だからこそ、ミネラル豊富な食品を一緒に摂ってバランスをとるのです。

ご飯しか食べない、食べられないという方でしたら、たしかに玄米はやめておいたほうがまだマシなのかもしれませんけど、そのような食事ではそのうち病気になってしまいます。

玄米食で腸から出血したなどというお話もみかけたのですが、もみ殻でも食べてしまったのでしょうか?たまに混じってますけど、あれは固くて食べられないです。尖ってるし、食べたら危ないと思います。

玄米の解毒作用という話もあまり聞いたことがなくて、私が玄米を食べているのはその繊維の整腸作用のためです。それと、白米より栄養価が高いのも論理的に言って明白です。

フィチン酸に解毒作用があるといっても、付近にたまたま金属があると吸着して排斥するだけで、それが悪い金属なら解毒と言えるかもしれませんけど…ヒトには消化吸収できないフィチン酸が、肝臓など体内に蓄積された有害な金属まで排斥するなんてあり得ませんよね?

 

フィチン酸は植物の自然な成分で、穀物、豆類、ナッツ類、みんな含んでいるのですね。フィチン酸の量だけを比較するなら、玄米より多いものもある。【参考:健康宣言with玄米】玄米だけ取り沙汰されるのはなぜでしょう?

考えられるのは、白米食から玄米食へ変えた時に、それまでより少々カルシウム不足になることを心配したもので、だから、大豆とごま塩を加える程度のことで調整できた、というそれだけのこと。

あるいは、リンとカルシウムの比率の問題でしょうか。フィチン酸はリンのことなんですね。植物性のリンの主な形らしいです。

アール・ミンデルの「ビタミン・バイブル」によると、体内にカルシウムはリンの2倍ないとよくないそうです。(ビタミンD、マグネシウムも必要)割合については検索すると、いろいろあって素人にはよく分かりませんが、

食品成分表2012を参考に、穀物や豆類などのカルシウムのリンに対する割合を計算してみました。

すると、玄米は3%と確かに随分低いですけど、精白米で5%、おそばが4%、オートミールが13%、押し麦が15%、小麦薄力粉33%、大豆40%、ゆでブロッコリー50%、しらす干し60%、木綿豆腐120%…

乾燥ヒジキがダントツで1400%ですが、ヒジキは残念ながらヒ素の心配があるので食べ過ぎに注意です。

ではカルシウム源にすべきは?

 

約1食分のカルシウム(とリン)のを計算してみました。

ゆでチンゲンサイ100gに120mg (27mg)、乾燥ひじき大さじ1(5g)に70mg (5mg)、ルッコラ30gに51mg (12mg)、乾燥真昆布5gに35.5mg (10mg)、乾燥わかめ5gに39mg (17.5mg)、黒ごま5gに60mg (28mg)、サニーレタス50gに33mg (15.5mg)牛乳コップ1杯に198mg (167mg)、プロセスチーズ1切れ(20g)に126mg (146mg)、丸干しイワシ2尾に220mg (285mg)、しらす干し5gに26mg (43mg)、ゆでブロッコリー100gに33mg (66mg)、アーモンド20gに46mg (100mg)、絹ごし豆腐100gに43mg (81mg)、ゆで大豆50gに35mg (95mg) 

 

女子栄養大学の食品成分表では1日の摂取基準は、カルシウムは650〜2300mg成人女性)、リンは900~3000mgこれで体内に2:1の割合になるのでしょうか…リンの一種、フィチン酸は排斥されるだけということだから、そうなのでしょうかね?

※カルシウムの過剰摂取は便秘や尿路感染、カルシウム過剰血症を招く。

 

カルシウムよりリンのほうが多い食品からのカルシウム摂取はあまり期待しない方がいいようですけど、どうなのでしょうか。牛乳のカルシウムは実は吸収しにくいという話をみかけるのは、リンのことを言っているのではないでしょうか?そういうことなら、優秀なカルシウム源は、チンゲンサイやルッコラ、昆布、わかめのようです。

 

※フィチン酸だけでなく、多すぎる脂肪、チョコレートやほうれん草、パセリなどに含まれるシュウ酸も、カルシウムの吸収を阻害する。

シュウ酸とカルシウム、リンを見比べた素晴らしい表を作成してくれている方がありました:http://www.mirai.ne.jp/~panther/kani/vegecal.html カニの餌の話のようですが。。笑 それでも変わらず素晴らしいです。

 

リンはまた添加物としてさまざまな食品に使われ、現代人の健康問題を引き起こしています。自然に栄養価の高い玄米を排除して、そういうものを食べ続けるなんて危険なナンセンス。

 “エビは「プリプリ」なのが、当り前になっている。だが、プリプリなのは鮮度がいいからではない。保水効果のある重合リン酸塩(以下、リン酸塩)を用いて、エビを水で満たしてプリプリにしているのだ。

“リン酸塩は、毒性がない食品添加物とされている。その理由は、胃腸で吸収されないまま素通りして、排出されるからだ。

“リン酸塩は毒性がないので、使用量の制限がない。そのため、ありとあらゆる食品に使われるようになった結果、多くの現代人をミネラル不足に陥れている。

“リン酸塩は、亜鉛の吸収を阻害し、骨粗しょう症や味覚症状を引き起こすと、1070年代から指摘されてきた。” (p46)

『最新 食べるな、危険!』(小若順一著)