To Tomorrow

便利で楽しいネットサーフ?ウソと間違いの氾濫するネット。油断も隙もないですねぇ。。素人のたあい無い間違いもあるし、故意に社会を混乱させようと工作している悪い人たちもいます。カウンセラー記事など要注意!何でも鵜呑みにしてはいけないです。そして私たちは発言の際はできるだけ、確信あるのかないのか、出所はどこなのか、空想なのか意見なのか事実なのかを明示したいと思います。

食器の鉛の心配:飾り用に作られたものを食器にしない

鉛が怖いことは昔から知られていることですが、ベートーベンの難聴怒りっぽいのも鉛のせいだったらしく、頭髪から通常の100倍の鉛が検出されたいうことです。鉛の鍋で煮た甘いワインを好んだとか、市販の質の悪いワインを甘くするために鉛が入っていたなど言われていますが、鉛は甘いんですね。(古代ローマでは甘味料に使っていたそうですが)19世紀初頭の当時、すでに禁じられていたようです。

"Careful, Mr. Beethoven, that was your fifth!"

by Alan Coren (humorist)

鉛は微量であれば体内に入っても排斥されるので問題ないと言われますが、量が多くて体内に蓄積されてしまうと脳障害や神経や腎臓への影響など非常に怖いです。

今ではすっかり無鉛ガソリンになったことはかなり大きな成果だそうですが、最近も米国ミシガン州の深刻な水道水の鉛汚染が伝えられました。水道局が水源を変えたら水道管の鉛が溶け出したんですね。14年から苦情は出ていたのに対応されず、今年初めにオバマ大統領が非常事態宣言を出すに至ってしまいました。

鉛は昔からさまざま使われますけど、塗料・染料にも使われるんですね。今もなお、基準値内を前提に食器や調理器具にも使われていて、たまに回収騒ぎは繰り返されてきました。法規制も、騒がれるたび、厳しく厳しく改定されてきています。

厚生労働省の2008年の文書から、陶磁器、ガラス製品、ホウロウ引きの表面の絵柄や色づけだけでなく、素材自体の色や輝きのために使われているんだと確認してきました。

でも、回収の知らせでもない限り、名の知れた大きな店に食器として置いてあるものは心配ないです。数十年前に比べたら、格段に安全になっているので、パニックになるような必要はありません。

ただ、分からないもの、飾り用に作られたものを日常、食器に使うのやはめておきましょう。(乳幼児やペットがはげ落ちた古いペンキを舐めたり食べたりしないよう気をつけてください。髪の染料にも鉛は含まれています)

2007年にシカゴ・トリビューン紙が取り上げて、Getting the Lead Outという記事にまとめていますが、同紙のスタッフメンバーがデパートや人気ブランド店などから買い集めた、米国外で生産された比較的安価な陶器は(中国製が多いですが)すべて合格でした。(但し、1件、イタリア製の赤いボウルがカリフォルニア州で売るには警告の表示が必要)

f:id:karlalou002:20160724175931j:plain  合格の Sur LaTable で今も人気の日本製陶器。

でも、関係者が心配するのは、小さな店の民芸品や古い中国の伝統的な陶磁器は正規のルートを通していないことがあることや、メキシコや中南米の村で手作りされたような鮮やかに着色されたテラコッタの素焼きなど、飾りとして輸入されたものが間違って使われるかもしれないこと。

また、70年代以前の製造のものは、規制がまだなかった時代のものです。

そして、本来の用途ではない使い方はしないことですね。食事に使うお茶碗など調理器具ではないものを、電子レンジに長時間かけることは、用途外の使い方です(温め直し程度はOK(だそうですが、ラップからの環境ホルモンの溶出についてはまた別の問題ですね…))。

検査は、常温で4%の酢酸に24時間浸けて行われています。これが米国FDAが認可している方法らしく、日本でも踏襲されています。(鉛は耐熱性は高く、酸に弱い市販の米酢は4.4%

もし、気になったら、毛髪検査をしてもらうのは比較的簡単です。首の後ろの生え際あたりを検査に十分なだけ(長い髪の先だと現在の状況とは違って正しい結果が得られません)送ると1万円くらい(アメリカの相場とだいたい同じです)で調べてくれて、万一、重金属がたまっていると分かれば、それを排斥する食事をアドバイスしてくれたりします。公害病対策だけでなく、普段の食事の栄養バランスが分かるもので、さまざまな病気予防・健康維持に役立ちます。「毛髪検査」で検索すると出てくると思いますが、AllAbout に良い記事をみつけました。ここに(↓)検査内容や送り先などが読みやすく詳述されています。(髪を染めている場合は、おそらく検査不可能でしょうけれども…)

鉛の規制は、70年代にアメリカで最初に制定されてから、およそ10年ごとに、騒ぎが起きて、厳しく改定されてきていて、同様に規制をしている先進国での生産は、よく管理されていて安心です。

日本製、アメリカ製、フランス製であれば基準値が非常に厳しくなっていますから、ガラス製品、陶磁器、ホウロウ鍋、みんな大丈夫と思っていていいでしょう。なかには「無鉛」と宣言しているメーカーもありますが、老舗有名メーカーでも、添加はしていなくても、産地によっては天然に素材に微量の鉛が含まれるようです。

しっかりと高温で焼いてあれば、鉛やカドミウムを含有しても溶出しないそうで、高温で焼くことが前提の高価な磁器であれば、やはりお値段がいいだけのことはあって安全なのかもしれません。

一番、注意すべきなのは、残念ながら、政府の管理が行き届いていない現実のある中国のものですね。一度は合格したものがいつの間にか品質が変わっていたという過去の事例から、関係者も手を焼いていますし、ちょっと信用するわけにいかないです。