私だって戦(闘)ってきた
だから、居ながらにして、ほとんど即席に成り立つ仲間意識や、私なんかでも戦士になれるオンラインの(専門用語の略語のスペルは思い出せないけど)戦争ゲームは、その多大なる悪影響にもかかわらず、引き寄せて止まないものがあった。
当初はまだ開発初めだったからひどいものだった。4年経った今でも、すっかりバージョンアップしたとは言え、まだまだかなりを要求される過酷なゲームである。いつだって新参者は入ってくるのだろうけど、常連ユーザーはたいていもう疲れ果てていて、大きなことを言いながらダレているだけなのだ。
疲れ果てた戦士たちは、それでも戻ってくる。
インドやオーストラリアで暴れてきたけれど、今回はアメリカ英語に親しむことを目的にアメリカのサーバーで始めてみた。ここはインドよりオーストラリアより広さを感じる。人が多い。時間帯も一国で幅があるし当然かもね。どこのサーバーへ行っても、世界中の人がいるんだけどね。やっぱり、人数の多さのせいかな。
あまり張り切り過ぎてもいず中堅っぽくていいかなと思って所属した同盟は、あれよあれよという間にメタ同盟になっていっている。でも、決め手となるような大物はいないんだけど、普通に忙しい日常と両立しながら同盟のために何かしようと同盟運営に参加する人たちが多い良さげな同盟。
そこへ2日前に、リーダーの戦友が攻撃的な同盟から移ってきた。
アメリカ空軍の退役軍人さんらしい。本人談では、5年前だかにこのゲーム始まって以来最初の、ということをいろいろやらかしてきた大物らしい。お金も時間もたっぷりあるんだろうね。でも今回はこの人も勝つためとは思ってないそうで、勝った時は惨めだったなんて言ってるし、うん、想像できるよ。軍人さんでもそうなんだね。。
こういう人も、こんな年の人も遊んでる。若い子たちの相手してあげてるいいおじさんということでもあるだろうね。私なんかにとっても、だから私がこういうことをしていてもーーそれなりの理由もあるんだしーーという意味で、例え誰にも理解されなくても、私のなかで安堵を感じさせてもらえる。。
早くもっと健全に遊べる仕様に開発されることを切に願わずにはいられないゲームではあるのだけど。。まぁ、これだけ過酷だからこそ学べたこともあったけどね。
そうそう、最近の精神学的な研究報告なんか、もしかしてこのゲームやってた感想じゃないの、なんて思わずにいられないのですが。。笑